2026/09/27
観葉植物のジャングルに恐竜が出現!?子どもの想像力をひきだすモチーフ設定の秘密
観葉植物×恐竜フィギュア!ちょっと複雑な設定で子どもの「描く力」と「発想力」を育む
今回の子供アトリエでは、観葉植物の周りに恐竜フィギュアを配置して描いてもらいました。

天井から観葉植物やプテラドンの恐竜フィギアも吊り下げて展示してみました。観葉植物のモンステラも登場、モンステラの名前の由来もラテン語で「怪物」や「奇怪・異常」を意味する「monstrum」(モンストラム)です。英語の「monster(モンスター)」と同じ語源をもっています。今回の恐竜と組み合わせるのに古代でも生息してそうな形のおもしろさもあり、葉っぱの形も成長の度合いでいろいろと変化するのも面白い植物なのでメインに配置してみました。
ただ単に観葉植物だけを描くよりも、恐竜を配置することによって、子どもたちにいろいろと想像を膨らませて描いてほしいという思いを込めた設定です。
「象やキリンもいるよ、時代設定が違うのでは?」といった細かいツッコミも聞こえてきそうですが、そこは大目に見てもらいつつ(笑)、あくまでイメージを広げるための演出です。
複雑な「重なり」を見て描く経験
植物とフィギュアが複雑に重なり合っていると、描くハードルは当然上がります。

しかし、実際に目の前で物体同士が重なっている状況を観察して描く経験はとても貴重です。次に自分でゼロから想像して描くときにも、「背景の重なりをどう工夫するか」という表現の幅がぐっと広がるきっかけになります。
スケール感のバグを「自分なりの尺度」に変換する
また、観葉植物に対して恐竜フィギュアは実物換算だと小さすぎますよね。

この「スケール感のズレ(バグ)」もあえて楽しんでもらいたいポイントです。頭の中で大きさを変換し、ひとつの絵として上手くまとめて描くプロセスを通して、スケール感に対する「自分なりの尺度」が身につくのではないかと考えています。
「難しい」を「できた!」に変えるサポート
少し難しい設定だからこそ、楽しんで描いてもらえると嬉しいのですが、「どこから描けばいいか分からない」「難しい」と感じる生徒さんもいます。

そんなときは、まず1体のお気に入りの恐竜フィギュアを目の前に置き、集中して描いてもらうことからスタートします。そのあとで、その恐竜に合わせて背景の植物を描き加えていくなど、取り組みやすいステップを提案しました。
問題解決の糸口を一緒に探しながら、最終的には全員が素敵な作品を仕上げることができました。
京都の絵画教室OWL美術研究所子供アトリエ教室で完成した観葉植物×恐竜の世界の絵画作品をご高覧ください

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