2026/05/31
京都市の町家ではじめる子供アトリエ教室
「OWL美術研究所」です。
今回の授業では、身近な食材を使った
「キッチンリトグラフ」
という簡易版画にみんなで挑戦しました!
キッチンリトグラフとは?身近な材料でできる簡易版画
リトグラフは水と油がはじき合う性質を使って印刷するもので、凸凹を作らずに刷ることができます。
本格的なリトグラフは石板や専用のアルミ板を使い、ダーマトグラフや油性の描画材料を使って、リトグラフ専用のプレス機で印刷します。
このリトグラフの性質を、身近な食材を利用して簡易的に体験できるのがキッチンリトグラフです。
【授業の様子】ハプニングを乗り越えて満面の笑みに!
今回は、アルミホイルにチョコレートと
コーラを使って、 挑戦してもらいました。
子供たちは、「コーラ飲みたい」やら、
「チョコレート食べたい」やらいいながら、
テンションMax
しかし「食べたり飲んだり出来ないよ」
と言うと、「なんでなんで」と
少しテンションが下がりましたが、
身近な食材を使う事で興味津々に。
気を取り直して、好きな絵柄を描いてくれました。

まずアルミホイルに、チョコレートで
好きな絵柄を描いてもらい、
チョコレートを除去して、
水に浸しながらアルミホイルの版に、
裏からバレンや、スプーンやパイプなどで擦り付けて出来上がりなのですが、
大人がシミュレーションを繰り返して出来ていたものが、

東儀光則の自画像
いざ子供たちにやってもらうと、
なぜか上手く線が出ない生徒さんもいて、
こちらは冷や汗(アセアセ)!
期待値を高めてしまっただけに、
ショックで泣いてしまう生徒さんもいて、
本当に申し訳ない気持ちになりました。
原因はチョコレートで描いた線でした。
大人の筆圧なら濃い線が描けるのですが、
子供たちはどうしても筆圧が低く、
線が薄くなってしまいます。
そこを見極められないままコーラに漬けてしまい、
線が出なかったのです。
なんとか気を取り直してもらい、
もう一回挑戦して頂き、
なんとかこちらも胸を撫で下ろしました。
版画に後から色を塗るのはアリ?美術のルールと自由な表現
出来た版画に色を塗りたい生徒さんには
色を塗ってもらいました。
本来、版画に後から色を塗ることは
伝統的なルールから外れるのですが、
銅版画家の山本容子さんが
「後彩色(あとさいしき)」の手法を始められたことで、
今ではそれ自体がひとつの自由な表現として受け入れられているように思います。
それでは出来上がった版画作品をご高覧ください。

子供たちが制作した版画の出来上がる瞬間も動画で見ていただけます。
よろしければ動画もご高覧ください。
当教室(京都市)の子供アトリエでは、ただ絵を描くだけでなく、このように様々な素材や技法に触れる楽しさを大切にしています。
現在、体験レッスンも受付中です!ご興味のある方は、ぜひ[[子供アトリエ教室の詳細ページ]]をご覧ください。
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