球のデッサン 描き方 | 東儀画塾 OWL美術研究所

基礎のデッサンである、球の描き方についてご紹介致します。
こちらは、
美術大学受験美術高校受験コースの方、
一般教室のデッサン希望者の方に、入会して頂いた際
最初に行っていただくデッサンです。
この球のデッサンには、
描くことの基本が詰まっています。
では、はじめましょう~。

光沢のあるビニールボールと、
発泡スチロールの球を描きます。

 

最初は、描く紙に対し、
どの位置に入れるかを考えて
構図を探ってゆきます。

 

 

構図が決まれば、正確に形を描けるよう
補助の線を引きます。

 

正確に形を描けたら、補助線を消します。

 

 

大きな光と影の感じを描きます。

 

 

最初の段階では、
細かいところは気にせず、
大きな影をつけていくようにしましょう。
おおっと、段々球らしくなってきました~。

 

 

一番光っているところと
一番暗いところの様子、
反射する光や、ボールと地面との感じ、
球の下に落ちた影のバランスが崩れないよう描いていきます。

 

 

大きな明暗を描けたら、
さぁ、最後の仕上げである、
写りこみを描いていきます。

 

 

完成です!

デッサンは、普段見ているものを
改めて見つめ、
何気なく見ているだけでは気づかない、
形の面白さや、光と影の美しさを知ることができる
奥の深いトレーニングです。
デッサンができる様になると、
自分の思い描いた世界を
自由に描くことができ
とても楽しいです。

 

 

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